義肢装具士の仕事・資格
どんな資格か
手足の代わりとなる義手や義足をはじめ、コルセットなど治療のために身体に付ける器具を製作して障害者などの身体に適合させる技術をもつ者に認められる資格。
社会が期待すること
工学技術とリハビリテーション技術の進歩で義手や義足製作についても高度な専門性が要求されてきたことから、1988年に国家資格として義肢装具士が生まれた。
義肢や装具を必要とする使用者の要望を聞きながら医師の指示にもとづいて、使用者の身体やさまざまな使用条件に合わせて装具を選んだり、製作にあたる。
使用開始後はアフターケアをおこない、最適な条件をつくっていく。
技術や素材の進歩と共に、義肢装具は単なる身体の代替という意味からより快適なものへと進化してきており、使用範囲や目的も広がりを見せており仕事の内容も深まっている。
医学やリハビリの進歩でかつては義肢装具を必要としていた分野での需要が少なくなっていることもある。
しかし、近年カンボジアなど軍事紛争で手足を失った人などへの供給や障害者スポーツを通して若い人が義肢に関心を寄せてきたことで、他職種からの転職希望者も増えている。
資格取得のための養成校では定員の10倍以上の申し込みがあるところもある。
また、一般に希望者は高学歴化の傾向にある。
資格取得の方法
国家試験を受けるための条件は、現在のところ高校卒業程度で、厚生大臣が指定した義肢装具士養成所で3年以上必要な知識、技術を習得すること。
将来はこのほかにも可能性が広がる見込み。
過去の国家試験では受験者のほとんどが合格し、96年までに約2,300人の有資格者が誕生している。
職場・職種との関係
民間の義肢装具製作会社で社員として籍を置き、必要に応じてリハビリテーション施設や病院に出向き、医師やスタッフと共に製作にあたる。
このほかリハビリテーションセンター、補装具製作施設。
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