医療ソーシャルワーカー(NSW)の仕事・資格
資格との関係
長年にわたりMSWの国家資格化を求める運動が関係団体によって進められているが、末だMSWとしての国家資格はない。
そのため、仕事につくうえでの資格要件は一般に定められていないが、
実際にMSWとして仕事をするうえでは、4年制大学で社会福祉を専門に学ぶことが望ましい。
職場(施設など)
病院、診療所や保健所、老人保健施設などの保健医療機関。
仕事の内容
病気や障害がきっかけで患者やその家族が心理的、社会的、経済的な問題を抱えた場合、これを解決できるように、保健医療機関のなかで相談、援助にあたる。
具体的には、医療費や生活費などが治療や療護の妨げとなっているとき、医療機関や各種福祉施設の利用や医療・福祉制度の活用について助言をする。
また、家族・学校・職場などの人間関係の調整や家庭復帰、社会復帰などについての相談、援助をする。
関係機関などと地域の保健・医療・福祉のシステムづくりに携わるのも仕事のひとつ。
1988年には「医療ソーシャルワーカーの業務指針」が厚生省より出されている。
チェックポイント
複雑、高度化する医療とその制度のなかで、患者の抱える問題も複雑で広範囲にわたる。
その分MSWの重要性もますが、一方で所属する機関によっては、ソーシャルワーク以外の仕事を担っているという現状もある。
職務範囲と身分の確立が課題になっている。
近年、保険・医療・福祉が総合的に提供されることが重要視されるなかで、保健医療分野における社会福祉専門職としてのMSWの役割は大きい。
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