健康運動指導士の仕事・資格
どんな資格か
運動を通して成人病などを予防し、健康、体力づくりを図ろうという人のために、医学的基礎知識、運動生理学など専門知識・経験にもとづいて適切な運動プログラムを提供し、指導をする資格。
法律にもとづく資格ではないが、厚生大臣の認定した事業にもとづく。
社会が期待すること
健康志向が高まり、スポーツクラブやフィットネスクラブの利用も一般的になってきたが、運動も方法によっては健康をそこなう場合があり、
運動、体力づくりに対する正しい知識、技術が必要となってきた。
そこでこうした分野での専門家として1988年に「健康運動指導士」が登場した。
資格取得の方法
財団法人健康・体力づくり事業財団の講習会を受けたのち、筆記試験に合格後、同財団に登録する。
講習会受講の資格は次の通り。
(1) 保健婦または管理栄養士の資格保持者、
(2) 4年制体育系大学(教育学部体育学科を含む)および医学部保健学科卒業(または見込み)者、
(3) 看護婦(士)、理学療法士、作業療法士、臨床検査技師の資格保持者で、4年制大学卒業者または資格取得後1年以上運動指導に従事している者、
(4) 栄養士、准看護婦(士)、あんまマッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師の資格保持者で4年制大学卒業者か資格取得後2年以上運動指導に従事した者、
(5) 体育系短大または体育系専修学校(2年制)卒業者で2年以上運動指導に従事した者、
(6) (2)に該当する大学以外の大学(4年制)または体育系専修学校(1年制)を卒業し3年以上運動指導に従事した者、
(7) 5年以上運動指導に従事した者、
(8) 健康運動実践指導者(同財団が認定する健康運動指導者と同様の資格)の資格保持者で、資格取得後1年以上運動指導に従事した者、
(9) (1)から(8)までと同様以上の能力をもつと認められる者。
受講希望者は通常定員を上回っている。
年間約900人が受講、90%が合格。
職場・職種との関係
スポーツクラブ、フィットネスクラブ、病院・診療所、企業の運動管理部門、その他栄養士が働く職場など(健康、医療、福祉関係の職場ですでに働いている人が、健康運動指導士の資格を取得して職場で生かしている場合がほとんど)。
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