児童館
どんな職場か
児童福祉法にもとづく児童厚生施設の一つ。
さまざまな種類の遊びを通して、子どもたちの健康を増進し、情操を豊かにする施設。
地域のなかにあって日ごろ集まってくる子どもたちに、さまざまな遊びを提供する一般的な児童館から、
宿泊施設を備えた大規模な職場からみた福祉の仕事ものまで、児童館は役割と機能から以下の4種類に分かれる。
(1)小型児童館 - 般的な地域の児童館で、館内には通常、集会室や遊戯室、図書室などが設けられている。
日ごろは、幼児から中・高生までの遊び場として利用されるが、このほか祭りや文化的イベントやボランティア活動を主催するなど、常に地域によびかけながら活動を展開する。
音楽会やキャンプの企画、実行もその一つ。
また、単なる遊びの場としてではなく、学校や家庭や塾の合間に、子どもたちが息を抜く場所としても機能している。
現在、全国で2,719ヶ所あり、合計10,592人の職員が働いている。
(2)児童センター - 小型の児童館の機能に加えて、運動、遊びを通して子どもの体力増進という特別の指導機能をあわせもつ児童館。
現在、全国で1,235ヶ所あり、合計6,434人の職員が働いている。
(3)大型児童館 - 都道府県または広域の児童を対象とする児童館で、さらに「A型」、「B型」、「C型」の3つに分かれる。
「A型児童館」
児童センターの機能に加えて都道府県内の小型児童館、児童センターおよびその他の児童館の指導や連絡調整など中枢的な機能をもつ児童館。
現在、全国で13ヶ所で、296人の職員が働いている。
「B型児童館」
自然環境に恵まれた一定の地域(「こども自然王国」)内に設置された児童館で、宿泊しながら自然のなかでの遊びを通して協調性や創造性、忍耐力を養うことを目的としている。
児童センターの機能に加えて、宿泊と野外活動がおこなえる機能をもっている。
現在、全国で3ヶ所で、合計36人の職員が働いている。
「C型児童館」
特に芸術、体育、科学などの総合的な活動ができるように、劇場、ギャラリー、室内プール、コンピュータプレイルーム、歴史、科学資料展示室、宿泊研修室、児童遊園などが付設され、多様なニーズに応えられるもの。
現在、全国で1ヶ所で、139人の職員が働いている。
(4)その他の児童館 - 現在、全国で183ヶ所あり、合計813人の職員が働いている。
求められる職種(どんな職種があるか)
児童厚生員、児童指導員、保母、事務員など。
社会のなかでの位置づけ
都市部では地域開発にともない子どもの遊び場が失われてきたり、コミュニティーが形成されにくくなってきている。
そのなかで子どもと地域との関わりを広い意味での遊びを通して結びつける児童館の存在は大きい。
また、放課後児童対策事業として、昼間、保護者のいない家庭の小学校低学年児童に対して、児童館などの施設で健全育成活動をすすめている。
児童館の団体としては、(社)全国児童館連合会
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