訪問介護ステーション
どんな職場か
介護を必要とする高齢者が住み慣れた地域で療養できるように、かかりつけの医師の下に看護婦などが訪問看護をおこなうシステムの核となる機関。
老人保健法にもとづき1992年に創設された。
地方公共団体や医療法人、社会福祉法人などが都道府県知事の指定を受けてステーションでのサービスを実施する。
対象となるのは病気やケガでおもに寝たきりになっている高齢者。
サービスは主治医の指示を受けておこなわれ、具体的には、病状観察や床ずれの処置、カテーテルなどの管理といった医療的な行為から、
食事や排泄の世話といった介護的なもの、さらに理学療法士が加わってのリハビリテーションも含まれている。
求められる職種(どんな職種があるか)
看護婦、保健婦、理学療法士、作業療法士
社会のなかでの位置づけ
高齢者の急増で、社会的入院など長期入院や施設への入所などが問題となり、医療と福祉との融合が叫ばれている。
介護・看護についても施設ケアだけでなく在宅ケアを社会的なシステムとして充実させること、また在宅の保健医療サービスの整備が提言されてきた。
こうした流れのなかで、1986年に創設された老人保健施設に続いて生まれたのが訪問看護ステーション。
ホームヘルパー、デイサービスセンター、ショートステイなどと訪問看護を組み合わせて在宅のサービスが発展している。
また、訪問看護ステーションの登場は看護職にとっても自立を促すという変化をもたらした。
現在、全国に1,235ヶ所整備されている。
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