救護施設
どんな職場か
生活保護法にもとづく保護施設の一つ。
身体上または精神上著しい問題があるために独立して日常生活をすることができない人が入所して、生活扶助福祉の仕事・資格・職場マルチガイドを受ける施設。
障害の種類や抱えている身体的、精神的問題も、アルコール依存症から肢体不自由、視覚障害、精神障害などさまざま。
施設によっては全面介助を必要とする人が多くを占めるところもあり、入所者個々に適した対応が施設の課題。
入所者の多くが、家族との関係が希薄で孤立していることもあり、精神面でのケアも重要になる。
1989年度から適所部門が設けられ、入所者で退所可能な人を適所に切り替えて指導、訓練している。
94年度からは救護施設を退所した人などが安定した生活を送れるように相談援助事業を実施している。
求められる職種(どんな職種があるか)
寮母、生活指導員、職業・作業指導員、栄養士、看護婦、調理員、事務員など。
社会のなかでの位置づけ
複合した障害をもっているため、身体障害者福祉法や精神薄弱者福祉法などの保護からもれた人が救護施設に多く見られる。
行き場のない障害者という面もある。
事実、保護施設全体への入所者数のこれまでの変化をみると、全体的に減少傾向にあるものの、救護施設の入所者数だけは増加あるいは横ばい状態を続けてきた。
今後も救護施設の存在は貴重だといえるが、職員の入所者への介護、指導に一層の負担がかかってくることが予想される。
現在、全国で174ヶ所あり、合計5,705人の職員が働いている。
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